TheoryやHradgrooveを率いるUKテクノの第一人者が、長いキャリアで初のアルバムをDrumcodeよりリリース。
トライバルでファンキーな作風はなりを潜め、よりシリアスかつグルーヴィーな内容に仕上げている。
少々、肩透かしな感もあるが、初期シカゴモノを髣髴させるトラック群はかなり使いやすく音もいい。
ゲストには、Blake Baxter、Tyree Cooperというレジェンドを迎えており、ジャケットのアートワークはAlan Oldhamが担当するなど、昨今のシーンと同様(!?)、「回帰」色が色濃く表れている。
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