2008-01-01から1年間の記事一覧
ベルギーの名門クラブFuseのMIX-CDシリーズにDeetronが登場。ミニマルトラックに往年のデトロイトやシカゴのクラシックを織込んでいくスタイルは、6年前に同じくMusic Man RecordsよりリリースされたMIX-CD「In The Mix」(←MIX-CDの最高峰)と基本的には変…
年明けにリリース予定のDJ 3000のアルバム「Galactic Caravan」からのシングルカット。これまでの作風とはガラリと雰囲気を変えて、どこか懐かしいエレクトロ・ポップ調のフレーズに、Ricardo Villalobos「Enfants(Chants)」と同ネタ(Christian Vander「Bab…
Ben SimsによるTheoryのサブレーベルHardgrooveの4年振りの新作が登場。 前作が既発のRemixをよせ集めたダブルパックだったので、幕引きしてたと思ってました。内容はまんま直球ハードグルーヴ。全然、変わってない。即ち、最高!!!A1は「Killa Productions -…
SIS等のリリースで好調のCécille RecordsのサブレーベルCécille Numbersより気鋭Robert DietzとMarkus Fixのスプリット盤がリリース。Robert DietzのA面は、Dr. Buzzard's Original Savannah Band「Sunshower」ネタ。 流行の大ネタ・ループハウスの方法論に…
コンスタントに秀作をリリースしてくれるWe Can Do It!の新作は、軽快なはずのパーカッションが幾重にも折り重なり、まるで幻聴のように深〜くダビーな音世界を紡ぐテックハウス。このレーベルは、毎度、インパクトのあるネタ使いでお馴染みだが、いつの間に…
ベルギーの老舗Music ManよりPetar Dundovの4枚組フルアルバムが登場。Substance & VainqueurやEchospaceをリミキサーに迎えていた先行シングルも話題となったが、アルバムも全編を通じて、シンプルながらもドラマティックなトラックが満載で、テクノの王道…
今や数少なくなった直球ハードミニマル・レーベルTokenの新作は、スウェーデンのGrovskopa。若手ながら、重いリズムトラックと無機質なSEとでインダストリアルな空気感を見事に作り出している。そしてリミキサーにはSurgeon!いつもながらの硬質ビートを、デ…
最強のマッシュアップ・レーベルP Seriesより、またしてもヤリ過ぎな新作が登場!今回は「Joris Voorn / Incident」と「Len Faki / Just A Dance」というメガヒット作が大合体!! 原曲は両曲ともに2004年リリースなので、大ネタ同士を繋げて遊んだ人も多いの…
MXU世代には聖典ともいえる「Funky Squad」のリミックス盤が12年の時を越えて、Kodaira Tracksよりリリース。リミキサーにはレーベルを代表するd'KawaとPetetok、Electric Avenueからのリリースで知られるToni Vokado、そしてKarafuto本人。いずれもズッシリ…
デトロイトフォロアーの中でも精力的な活動で存在感を増す、アイルランドのChymeraが、意外にもLen FakiのレーベルFigureからリリース。Delsinからの最近のリリースでは、ポスト・デトロイトな作風からエレクトロ・ハウス的なサウンドへのアプローチが見られ…
先日、2年振りの沈黙を破ってリリースがあったTheoryから早くも新作が届けられた。型番(Theory Samp 001)が示すとおり、Ben SimsのMix-CD「Escapism Part 2」からのサンプラー盤で、Mix-CDに収録された楽曲のうちでも特にファンキーなハードグルーヴトラック…
Loco DiceことDice CorleoneとMartin ButtrichのレーベルDesolatより、Loco Diceのフルアルバムが満を持してのリリース。丸みを帯びた独特のビートが緻密に重なり合い、メロウな世界観を次々に紡がれる好作品。 特にアルバムのラストを飾る「M Train To Broo…
イギリスで最も信頼できるレーベルのひとつTheory Recordings久々の新作は、Mark Broom、Paul Mac、Tony AndersonそしてBen SimsによるVarious作品。数曲は先日リリースされたBen Simsの「Escapism Part 2」でも使われていた曲で、彼らの近年の傾向であるブ…
アルバム「Why Not ?!」でもスペーシーなコズミックシンセが異彩を放っていた「Gary」がシングルカット。 アルバム収録曲は(Edit)で、本作が(Original Mix)のようだ。リミキサーは各方面から引っ張りだこのCarl Craig! イタロディスコをも髣髴させるシリ…
Bart SkilsとAnton Pieeteによるユニット。適度な重量感のリズムトラックに、奥行きのあるダビーな音響と 小気味良い切り返しが組み合わさったクール・テックハウス。そういえばAuk RecordingsのDistrict 1は何処にいったのだろうか…。 【♪】
鬼才Ricardo Villalobosの新作は最近生まれた息子(Velasco Leon)に奉げられた一枚。フランスのプログレバンドの楽曲をサンプリングしたらしい、子供の合唱とピアノの旋律が幻想的で特異な独自の世界観を形作る先鋭ミニマル「Enfants (Chants)」が素晴らしい…
Ben Simsが久々にMix-CDをリリース。 トライバル・テクノにおける最強のMix-CDと名高い「Escapism」の続篇。前作(もう6年前のリリースなんだなぁ…)は、のっけからアクセル全開の怒涛の展開だったが、 今作では、グルーヴィーなテックハウスで幕を開け、前半…