2016-01-01から1年間の記事一覧

Various ‎- Planned Obsolescence I (Disposable Commodities)

米国中西部を拠点とするレーベル、Disposable Commoditiesのコンピレーション作品。アーティストの詳細は不明だが、いずれも独創的なテクノトラックを収録。白眉はA1で、『攻殻機動隊』の「Making Of Cyborg」を大胆にサンプリングしたブレイクビーツテクノ…

The 7th Plain - Chronicles I (A-TON)

ベルリンのOstgut Tonが新たに立ち上げたサブレーベル、A-TONのファースト・リリースは、なんとLuke Slaterの初期プロジェクト、7th Plainのコンパイル盤。1990年代中頃に制作された既発・未発表のトラックが収録されており、スペイシーなアンビエントやIDM…

Joris Voorn - This Story Until Now (Green)

Joris Voornが単独では久々となる新作をリリース。昨今はミニマルあるいはハウス路線の作風が多かったが、今作では初期の作風に回帰したようなデトロイトの影響を漂わせるドラマチックなトラックを披露。毎度のことながらPaul Swagermanによるストーリーを感…

Lester Fitzpatrick – BS (Gary Beck Remixes) (Bek Audio)

DJ Skitzo名義でも知られるシカゴのベテランLester FitzpatrickがBek Audioからリミックス盤をリリース。原曲はUrban Kickz Recordingsからリリースされていたシカゴ系ハードテクノ(?)だが、今作ではレーベルオーナーのGary Beckによる超ファットなリミック…

Petar Dundov - At The Turn Of Equilibrium (Music Man Records)

クロアチアはザグレブ出身のクリエーター、Petar Dundovが前作「Sailing Off The Grid」(名盤!)から3年振り、5作目となるアルバムをリリース。決して派手ではないものの、独特な煌びやかさを感じさせるシンセワークはより磨きがかかり、深淵なサウンドス…

Eric Prydz - Opus (Virgin EMI Records)

スウェーデンのトッププロデューサー、Eric Prydzの意外にもキャリア初となるフルアルバム(Pryda名義では1枚出しているけど)。2枚組19曲収録の大作だが、ヴォーカルトラックを適度に配するなど、起伏のある構成でリスニングでも楽しめる。上記の通り、Pryd…