Shake - Thought Processes (Frictional Recordings)

Thought Processes


デトロイトの鬼才Anthony Shakir主宰のFrictional Recordingsより7年振りの新作がドロップされた。

ShakeことAnthony Shakirは、デトロイト周辺のレーベルだけではなくドイツの名門KlangやDJ Hell率いるGigolo、日本のSublime Recordsなど様々なレーベルよりストレートなエレクトロやディスコハウスから変則的なリズム感で異彩を放つ作品まで数々のリリースを重ねてきたが、その才能は今作でも健在。

A1「That Day May Come」は、これまでの彼の作品で幾度となく耳にした音色と打ち込みパターンなのだが(1998年にリリースされた傑作「Frictional Beat No. 4」を髣髴させる)、これがまたカッコイイ。

一時期は重病という噂も流れていたが、昨年はオランダのRush Hour Recordingsよりベスト盤がリリースされるなど、活動が再開されて嬉しいかぎりだ。


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