Gene On Earth ‎– Gary Town EP (Limousine Dream)

Gary Town EP


ベルリンを拠点に活動する新鋭Gene On Earthが自身のレーベルより3作目をドロップ。
ずっしりとしたボトムと独特なリズムが印象的でジワジワと熱くなるテックハウスのA1「Like A Glove」が秀逸。
B2にはナゾの日本語ネタ(古いドラマか映画か)も収録。

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Bakground – First Time EP (E-Beamz)

First Time EP


2016年のスタートから順調にリリースを重ねるUKのレーベルE-Beamzの新作。
ローファイなハウスやブレイクビーツ、レイブなど90年代前半を想わせる作品が多い同レーベルだが、今作でもアンビエンス感覚溢れるブレイクビーツや、ジャングル(!!)を披露。
深夜に民放でテクノ番組が放送されていたり、NHKがテクノを取り上げたりしていた「あの頃」の雰囲気を漂わせる1枚だ。

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Rising Sun - Atmosphere EP (Fauxpas Musik)

Atmosphere EP


ベルリンのプロデューサーSteffen LaschinskiによるプロジェクトRising Sunの新作が、ハンブルグのFauxpas Musikより180gの重厚盤で登場。
タイトル通り、空間的なシンセの背後で小気味良くブレイクビーツが囁くアンビエントハウス。誰もいない夏の夕暮れといった雰囲気が心地良い。

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Lipelis - I Only Did These For Myself, But Now It’s For Everyone (Animals Dancing)

I Only Did These For Myself, But Now


NYのL.I.E.S. (Long Island Electrical Systems)からのリリースでも知られるロシア人アーティストLipelisが、豪州のAnimals Dancingより新作をリリース。

レーベルカラーの(!?)辺境系エレクトリックサウンドと彼のニュー・ディスコ的なセンスが高いレベルで融合しており、子供のチャントやプリミティブな土着系サンプリングと享楽的で鮮やかなパーカッションの組み合わせが中毒性高めの佳作!

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7th Movement - Odyssey (Mint Condition)

Odyssey


HerbertやBlake Baxter、Robert Owens等の名作をリイシューしているUKの再発専門レーベル、Mint Conditionより7th Movementによる珠玉の名作が満を持しての登場。

オリジナルは1995年に、Junior Boy's Own傘下のJus' Trax(←レコード盤を喰う黒人のジャケットでお馴染みの)からリリースされたディープハウスの傑作。
数年前より、Ricardo VillalobosがDJセットに組み込んだりと再評価が著しかったが、今回、新たなEditも加えてめでたく再発。時代を感じさせない図太くファンキーなミニマル・ディスコトラックは必聴!

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Marvis Dee - Alpha (Organic Analogue Records)

Alpha


Jeremiah R.名義での活動でも知られるロッテルダムのMarvis Deeの新作。

シカゴハウスやエレクトロを想起させるオールドスクールリズムマシンとシンセの響きが堪らない。
リミキサーは同じくオランダのOrgue Electroniqueを迎えており、初期デトロイトを思わせるシンセワークが印象的。
アートワークも秀逸だ。

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